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今年のインフルエンザ(サブクレードK)について

[2026.01.04]

令和7年12月1日時点の厚⽣労働省 健康・⽣活衛⽣局感染症対策部感染症対策課の報告(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/dai20_2025/gijisidai_6.pdf)では以下のようになっています。

 

サブクレードとは

○ インフルエンザウイルスは、「型(A型・B型)→亜型(H1N1・H3N2など)→クレード(系統群)」と分類されるが、さらにその下に「サブクレード(subclade)」という遺伝⼦変異により異なるグループを⽰す細分類がある。

○ この「サブクレード(subclade)」には、J.2, J.2.4, K(J.2.4.1)等があり、季節性インフルエンザウイルスの変異の積み重ねによるものである。

 


サブクレードKの発⽣状況

○ 2025年夏以降、国内外において、インフルエンザウイルスA/H3N2 (subclade K) が確認されている。

○ 当該ウイルスについては、これまでのウイルスと⽐較し、感染が拡⼤するスピードが早いものの、症状や重症度は従来の季節性インフルエンザと⼤きく変わらないものと想定されている。

○ 国内においては、・9⽉以降、11⽉5⽇までに採取された国内株において、解析できたH3ウイルス23株のうち22株がサブクレードK(約96%)・⼊国時感染症ゲノムサーベイランス事業においては、9⽉以降、11⽉17⽇までに採取された検体について、212検体がH3ウイルス陽性で、うち154検体がサブクレードK(約73%)

 


ワクチン・治療薬の有効性

○ 本年の不活化インフルエンザHAワクチンに、インフルエンザウイルスA/H3N2株は含まれている。

○ 実際に、流⾏しているインフルエンザウイルス流⾏株とワクチン株に、抗原性(免疫の反応性の程度)に違いがあったとしても、⼀定程度の有効性が保たれるとする報告もある。ワクチン接種後早期の有効性は、18歳未満の小児・青少年において72~75%、成人では32~39%であることが確認された(1)。

○ 通常の抗インフルエンザウイルス薬が有効であると想定されている。

 


予防・感染対策

○ 基本的な感染対策は同様であり、こまめな⼿洗いやマスクの着⽤を含む咳エチケットが重要である。また、ワクチン接種による予防も有効である。

 


(参考)(1)Early influenza virus characterisation and vaccine effectiveness in England in autumn 2025, a period dominated by influenza A(H3N2) subclade K

Euro Surveillance誌2025年11月号

 


みなさま、今年も手洗い・マスク・ワクチン接種で、予防していきましょう!

当院では、インフルエンザワクチン接種は随時受付中です!

 

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