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頭痛外来

当院では、頭痛診療に力をいれております。

頭痛がある場合、二次性頭痛を鑑別するために頭部画像検査は非常に有用です。当院では患者さまの診察をもとに、最も有用な画像検査(頭部CTがよいか、MRIがよいかなど)を考え、それに合わせて近隣の医療機関をご紹介し頭部画像検査を依頼させていただいております。

しかし頭痛は画像検査しただけでよくなるものでもありません。適当に薬を内服していては、薬剤乱用性頭痛(MOH: Medication Overuse Headache)に悩まされることになります。

①当院では、まず頭痛について詳細な問診をします。来院前のWeb問診をお願いしています。面倒とは思いますが、とても大切なことです。診察室では緊張してうまく伝えられないかたもいらっしゃいますので、事前にお悩みを自由に記載していただければと思います。

②診察室では、脳神経内科専門医が神経学的診察を行います。

③その後、画像検査が必要な場合は、患者さんの症状に最適と思われる医療機関をご紹介し撮影してきていただきます。

④検査結果を踏まえ総合的に臨床診断して、患者さまに寄り添いながら治療提案してまいります。

 

その頭痛、あきらめずに当院にご相談ください。

なお初回診療は30分以上の時間がかかることもありますので、必ず電話またはWebにて頭痛外来枠を確保いただくよう、お願いいたします。


 

■片頭痛の原因について

体組織への侵害刺激により神経の軸索末端からカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)が遊離され、末梢血管を拡張させます。このCGRPが片頭痛発作で大量に出ている事が証明されています。

 

■片頭痛の新しい予防治療薬について

片頭痛の痛みの原因となる物質(CGRP)をブロックする新薬がCGRP阻害薬です。

以下は急性期(頭痛発作時)に使用するものではありません。発作抑制(予防薬)に使用します。

 ・エムガルティ®(ガルカネズマブ): CGRP分子に結合して無効化します。

 ・アジョビ®(フレマネズマブ): CGRP分子に結合して無効化します。

 ・アイモビーグ®(エレヌマブ): CGRP受容体に結合して阻害します。

これらは、頭痛診療に5年以上の臨床経験を持ち、日本神経学会、日本頭痛学会、日本内科学会、日本脳神経外科学会のいずれかの専門医資格を持つ医師が処方可能となっています。当院は処方可能な施設です。

 

■エムガルティはどんな患者さんに適応があるか?

 • 国際頭痛分類を参考に十分な診療を実施し、前兆のある又は前兆のない片頭痛の発作が月に複数回以上発現している、又は慢性片頭痛であることが確認されている。

 • 本剤の投与開始前3ヵ月以上において、1ヵ月あたりの片頭痛日数が平均4日以上である。睡眠、食生活の指導、適正体重の維持、ストレスマネジメント等の非薬物療法及び片頭痛発作の急性期治療等を既に実施している患者であり、それらの治療を適切に行っても日常生活に支障をきたしている。

 • 本邦で既承認の片頭痛発作の発症抑制薬(プロプラノロール塩酸塩、バルプロ酸 ナトリウム、ロメリジン塩酸塩等)のいずれかが、下記①~③のうちの1つ以上の理由によって使用又は継続できない。

 ①効果が十分に得られない

 ②忍容性が低い

 ③禁忌、又は副作用等の観点から安全性への強い懸念がある

使用するには、上記の診断基準に適合する必要があります。アジョビ、アイモビーグも同じです。

こちらで判断しますので、片頭痛でお困りの方は気軽にご相談頂けたらと思います。

 

CGRPを抑制する薬として、以下のものがあります。

 ・ナルティーク®(リメケパント):CGRP受容体に結合して阻害します。急性期(頭痛発作時)も発症抑制(予防薬)としても使える二刀流。ただし発売1年未満であり、2週間内という処方制限があります。

 ・レイボー®(ラスミジタン):三叉神経のセロトニン5HT1F受容体を刺激してCGRPの放出を抑制します。トリプタン系と違って心血管系に負担をかけない点がメリットですが、ふらつきや眠気が出ることがあり、服用後8時間は運転できません。

 

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■ナルティーク®の立ち位置について

      

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